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手術

7月22日(月曜) 決戦!手術日2013-07-22 12.32.50s

この日、朝より絶食、9時前にレントゲンにてクリップ3本が残っているか確認、ok~後で知った。 朝9時過ぎに浣腸、手術前に腸内をきれいにするみたい。 10時から点滴始まるも、特に何もすることなし。 13時半に看護師さんの指示で手術着に着替え、紙パンツを履かされた。

14時前、看護師さんからそろそろ行きましょうかと促される。 妻より「がんばってね」と声を掛けられる。 「がんばるのはお医者さんだよ」とわたし。一度使いたかった言葉

手術室前まで連れて行かれ、そこで本人確認のため生年月日・氏名を言い手術室の中へ。 TVで見かける光景が目に入ってきた。手術室中央に手術台がある。 緊張が走る。何たってはじめての手術だもん。 手術台のそばにあった踏み台を上り、仰向けに寝ると 矢継ぎ早に、心臓や呼吸の状態を監視するための医療機器(モニター)が取り付けられる。 その後、硬膜外麻酔という、術中や術後の継続的な痛みを緩和させる麻酔の処理で 背中から細い管(カテーテル)を入れられた。何かすごく気持ち悪い感触だった。 その後、酸素マスクを口に当てられ「では、麻酔の点滴を入れます」 ・・・までは覚えているのだが・・・

「Hさん判りますか、手術無事終わりましたよ」と声を掛けられ、気付く。

頭がぼ~っとするのと、何か結構きついなぁ、と思いつつも家族はどうしてるかなぁと気になる。 手術台からストレッチャーに移され手術室を出ると家族のみんなが出迎えてくれた。 またみんなに笑顔で会えた。生きているんだぁ。 それから回復室に移され一晩を過ごすこととなる。

結局手術が終わったのは20時半位、手術時間としては約6時間。 当初4時間と聞いていたので随分長い。後日先生に聞いた話では 胃の周りの脂肪が思ったほどに多く付いていて切除するのに時間が掛かったことと どのくらい胃を切除するかを慎重に判断していたらしい。

はなしは戻って。 家族とは何を話したかよく覚えていないけど、手術時間が長かったこと、 切除した胃を見たこと、これからみんなで食事をして帰ること、とかだったと思う。 多分、21時半過ぎに帰ったと思う。

2013-07-22 21.05.58sそれからの朝までの時間が長かった。 家族が帰ったあと、すぐに眠りに落ちた。 それから目覚めたとき、自分では随分寝た気がした。そばにいた看護師さんに 時間を尋ねると0時過ぎ。え~まだそんな時間なの。 それからは、ほぼ1時間おきに看護師さんが色々チェックしにやってくる都度に目が覚める。 腰が堪らなく痛くなり、上体を斜め向きに変えてもらう、が体が思うように動かないし、 すこしズラすだけで痛みが走る。自分の体がどのような状態になっているのかが徐々に 判ってくる。酸素マスクをしているが、呼吸がすごく浅い。鼻から長い管(カテーテル)が胃の入り口まで入れられているみたい。尿道にもカテーテルが 入ってる感触があり気持ち悪い。術前に聞いていたがオシッコはこれで垂れ流しに なるようだ。脇腹にもドレーンが入ってるみたい。胸の部分が痛い、何かお腹の中がぐちゃぐちゃみたいで何とも言えない気分。 早く、朝が来ないかなぁ。これまでで一番長い夜のような気がする。 口の中も気持ち悪いようw

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